重い現実
東日本大震災被災地現地で2013年夏に撮影したフォトギャラリー
1.陸前高田
道の駅高田松原の残骸
かつてJR陸前高田駅だった所
その駅前通りだった場所
そして一本松。今立っているのはレプリカ。
2.気仙沼
道の駅大谷海岸だった場所。二階建ての大きな建物だったが、今は仮店舗。
その裏のJR大谷海岸駅だった場所
3.南三陸町
かつてJR志津川駅だった場所。駅は高架だった。
皮肉にも、この海がこの駅を襲った。
この短いパイプをへし折る水の力とは、どのようなものなのだろうか。
清水浜。JRの橋は流されたまま。
そのそばのコンビニ。プレハブの仮店舗。
志津川湾沿いのモアイ像。彼もまた被害者。
海岸沿いの国道45号線を走ると、道のアップダウンの度にこの看板が出てくる事を、あなたはご存知ですか?
4.石巻市
今回の悲劇の象徴とも言える大川小学校跡地。時間が止まっていた。
大川小学校はすでに廃校。この建物の保存か取り壊しかは決まっていない。➡震災遺構として保存決定。
このそばの同じく廃校になった大川中学校は、すでに建物が取り壊されていた。
建物の向こうに慰霊碑が見える。
慰霊碑。
慰霊碑のすぐ脇の、ゆるい斜面の森。 あえて言わせてもらう。
ここならその気になれば子供でも駆け込めたはず。 なぜ川沿いなどに逃げたのか。
JRにもまだまだ不通区間があります。
最近の各種世論調査では、政治上の重要施策の順位として経済ばかりがクローズアップされて、
震災からの復興はどんどん順位が落ちてきています。
もっと関心を持ち続けてください。 明日はあなたの身かも知れない事です。