当局は、1998年6月〜2003年12月までビジネスの関係で、
マレーシアのペナン島に滞在しておりました。
現地では正式にマレーシアの免許を取得し、
アマチュア無線局「9M2/JI1ETU」を運用しておりました。
現地での無線環境を紹介させていただきます。
一言で言って「最高」の環境でした。
JAではまず味わうことの出来ない恵まれた環境で、
しかもちょうどサイクル23のピーク時の5年半を過ごすことが
できたのは、本当にラッキーだったとか言いようがありません。
何枚か写真を貼りつけています。
22階建てのコンドミニアムが何棟か写っていますが、真ん中の屋上に小さくアンテナが
写っているのが見えますでしょうか。
これで、1階 3m×22階+5mポールで約 71mの地上高になります。
この写真は、屋上にあげていたアンテナ。
クリエイトの7MHz, 21MHz, 28MHzのトライバンダーと50MHzのF9FTです。
18MHz. 24MHz用のL.W.もちょっぴり写っています。
屋上のアンテナ設置場所からの JA・北米方面の眺望です。
何も邪魔するものはありません。これでしたら「飛ぶ」はずです。
南側の眺望です。このアパートより高い33階建てのアパートがブロックします。
しかし、9M2から南経由のパスはほとんどありませんでしたので、実質問題ありませんでした。
アパートから北西の眺望です。
ペナン島の中央にそびえるペナンヒルが遠くにブロックします。
HFの伝播でしたらハイバンドも含め、この程度でしたら特に問題は感じませんでしたが、
50MHzのヨーロッパのショートパスには大きな影響がありました。
屋上のアンテナの足場です。中型ルーフタワーを据えて5m伸縮ポールを使っていました。
ステーはデベロープ。ステーエンドはもともと屋上にあった配管やコンクリートブロックの穴, 鉄筋などを使用しました。
屋上から下を見下ろした写真。足がすくみます。。