神奈川県足柄下郡真鶴町(JCG:11003A) 白銀林道/湯河原美化センター下
 
 
 
 
 神奈川県西部の真鶴町は小さな町で、移動地はごく限られます。

箱根の外輪山に町の一部がかかっておりますが、

尾根の上までにはかかっておりませんので、

東西南北 4方向ともカバーできる移動地はありません。


 山の中腹を横切る白銀林道があり、北東〜南東〜南西をカバーする

場所が、VHF以上では一番条件が良い場所と言えるでしょう。


 しかしここには立木の枝や電線がまわりにありますので、

コンパクトなアンテナで運用するなどの工夫が必要です。

周りの道は林道ですが、この近辺はほとんどが舗装道で普通車で入れます。



 尚この林道ポイントは、白銀林道から枝分かれするNTTの中継所までの

引込み線の分岐点にあたります。

中継所方面には常時チェーンが掛かっており、一般車は入れません。


 下の林道ポイントの写真は、普段通行がない事を狙ってのこのチェーンの前

の空きスペースでのものです。

 しかし、不幸にしてもしNTTの作業車が来たらどかなくてはいけない

リスクがある事を理解下さい。



 この林道ポイントに行くには、湯河原町側の星が山公園から入るとゲートがあります。

天候など状況によっては閉じられている事があるかも知れません。

私はいつも小田原の江の浦側から上がって行きます。

こちらからはゲートは無く現地まで入れます。


 ただ最近他の近隣の林道も含め、残念ながら以前にも増してゴミの不法投棄が目立つようになり、

周辺林道も含め、通行規制・監視が非常に厳しくなっているようです。

 当面は林道のポイントより多少標高とロケを落としますが、

湯河原町との境界の湯河原町側にある「美化センター」(湯河原町の焼却場)の下の真鶴町側に入った

狭い一般道の脇のスペースをお勧めしておきたいと思います。

そこは林道ではなく一般道です。

(林道ポイント標高約430m・美化センター下標高約340m)

双方の写真・地図や資料を下に添付しておきます。

 
 
 アクセスですが、何れのポイントでも小田原から海沿いのR135に入った後は

真鶴道路には入らず、その手前の一般道でJR根府川駅方面に入って下さい。

白銀林道へは、その駅の先の小田原市内の江の浦から山側に入れる道が複数あります。 

(萩の尾橋の先の道が一番わかり易いと思います)

美化センター下方面には更に進んで真鶴町に入って最初の右側に鋭角に曲がる舗装農道に入ってください。

(真鶴町に入る所にここから真鶴町である旨の看板があります)

そして更に進んで湯河原町に入る手前で、右折で山側に登る舗装道に入って下さい。

この右折ポイントには、直前の高圧電線用鉄塔以外は何も目印がありません。

この美化センター下のポイントまでは、全行程グーグルのストリートビューが通っています。

事前にこの右折ポイントの景色を良く確認しておいて下さい。

 尚この最後の右折後の舗装道には、一定の区間ごとに看板があり、ナンバーが割り振られています。

道路わきに袋小路の十分な設営スペースがあるのは「10」の看板がある場所です。

目印にして下さい。

 
 
 このポイントや、直前の最期の曲がり角はわかりにくい場所なので、場所詳細を示しておきます。

現地は『 35°10'24.77"N 139°07'14.40"E

直前の曲がり角は『 35°10'12.57"N 139°07'25.35"E 』です。

かっこの中をコピペでグーグルアースの検索の中に埋め込んでいただいた上、

検索ボタンを押せば、画像が現地に飛びます。 参照にして下さい。

 
 
 尚このポイントの移動は、平日や土曜日は避けて日曜日におこなって下さい。

美化センターとの間に採石場と思われる柵とゲートに囲まれた場所があります。

離れた林道ポイントで聞いても、土曜日にもここからの石を砕く重機の音が聞こえてきます。

私は美化センター下のポイントで土曜日に運用した事はないのでわかりませんが、

おそらく土曜日もこの狭い道をトラックが行き来しているのではないかと想像します。

実際この道の舗装面には、大きなトラックのタイヤ痕が付いている場所があります。 

道路にナンバーが振ってあるのは、そのトラックの退避場所を示したものと思います。

そうなるとそこで店開きをしていると、最悪クレームにもなりかねません。

ここでは日曜日には石を砕く音を聞いた事はありませんので、まず大丈夫でしょう。

 
 現地でのビデオはこちらをクリック (白銀林道側のポイントのビデオです)                   TOPページへ
 北東方面の鳥観図です。  
 西南西方面の鳥観図です。どちらのポイントにも西側には山や崖のブロックがあります。
 現地の拡大地図です。美化センター下のポイントは、東海道新幹線の南郷山トンネルの真上より少し上がった位置になります。
 美化センター下のポイントとその周辺だけ拡大した地図です。地図上で農道が途切れているように見えますが、実際はつながっています。
また湯河原の美化センターから運用地に直接入っていくには、完全に美化センターの敷地内を通る事になり、「通過お断り」の看板があり、ゲートもあります。

 少し引いた地図です。両方のポイントとも海沿いのR135から内陸の一般道に入ってJR根府川駅の前を通過して下さい。

 林道ポイントでの現地写真。写真のビームは西向けです。離れた山の尾根がかぶりますが、50MHzでは何とか京都の移動局とも交信できました。
 林道ポイントから北東方面中心のCGビューです。ただし周りの立ち木を考慮しない場合のビューで、実際の眺望はありません。この方向は深い杉林です。
 林道ポイントから都心までの直線図と断面図です。
 林道ポイントから西向きのCGビューです。やはり目の前で箱根から伊豆半島の尾根にブロックされます。多くは望めません。
 林道ポイントから名古屋までの直線図と断面図です。やはり目の前の尾根がブロックします。

 美化センター下のポイントの現地写真です。袋小路のスペースがあり、そこそこの大きさのアンテナも設営可能です。(春の写真)
 一方このポイントから西は目の前に崖があり、望めません。このアンテナの向きは都心方面。(秋の写真 夏の間に雑草が多くなり多少狭くなる)
それでもこの幅だけ雑草が生えていないのは、少なくとも日曜日以外にも何だかの車が出入りしている為でしょう。
 No.10の立看板が目印です。
 美化センター下のポイントから北東方面のCGビューです。都心はかろうじて抜けています。浦和まで北上すると多少目の前の尾根の陰に入ります。
 美化センター下のポイントから都心までの直線図と断面図です。
 
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