茨城県常陸太田市(JCC:1412)/福島県東白川郡矢祭町(JCG:07014E) 三鈷室山

 

 通行止め情報あり。下の赤文字部分参照下さい。 

 茨城県道22号線・旧里美村の里川地区から山の方に分け入る細い舗装道に入ります。

途中、更に一本三鈷室山方面に向かう左分岐を入ります。

多少のでこぼこはありますが、山頂まで細い舗装道路です。

  

 頂上にNTTの中継所があり、その脇で邪魔にならないように運用しましょう。

以前取り付き道がガタガタだったころは、ここに来る物好きは当局くらいのものだったのですが、

舗装されて以来、ここからの移動局を頻度高く聞くようになりました。

VHF以上の電波の飛びは、この程度の標高としては抜群です。

  

 実に不思議な場所で、6mのグランドウェーブでの私の経験では、

もっと関東平野のエッジに近く、実際の眺望でも優れる日立市の高鈴山よりも ずっと良く電波が飛びます。

頂上での車の駐車スペースは4台がいいところ。

特に連休などともなると、無線目的以外にも、山歩き・山菜取りなどに来られる方もいますので、

駐車スペースの争奪戦はなかなか熾烈です。

  

 特にアンテナを上げるとその分スペースも取りますので、

ここでの運用を計画される方は、早めの時間の現地入りをお勧めします。

  

 2014年追記:

 2014年夏に自分でも久しぶりに三鈷室山から運用しました。

以前は里川集落から入る道は、一部フラットながらもダートの区間があったのですが、遂に舗装が完了し

山の頂上まで全区間が狭いながらも舗装道路となりました。

 関東とその周辺では、このように頂上に何だかの電波関係施設がある山は

たいがいその入り口か途中でチェーンが架けられて、車では入れなくなっている場所がほとんどなのですが、

ここは今の所そのようなものは無く、電波の飛びも良い貴重な場所です。

今後も出入り自由であってほしいものです。 残念ながら

2018年4月追記;

2017年以降のこの山の山歩き記事をネット上で見ると、すでに頂上のNTTの中継基地は取り壊されて無くなっています。
また地元福島県の方の情報でも、最後の取り付き道路周辺で通行が出来なくなった旨の話があります。
この移動地訪問の予定がある方は、ぜひ最新情報も合わせて確認の上お出かけください。
(ただし現地はハイキングコースでもあり、徒歩での侵入は規制されていないようです。)

2019年6月追記;

三鈷室山は頂上のNTTdocomoの中継施設が撤去されて以降は、NTTの管理から茨城県森林管理署の管理に移ったそうです。

現在かかっているチェーンは森林管理署のものです。その森林管理署の方針は車には解放せず。徒歩のみOKとの事です。

残念ながらこの山は、徒歩の移動運用のみの山になってしまったようです。

  

現地でのビデオはこちらをクリック                                      TOPページへ

 
 上空からの拡大写真。写真左側の駐車スペースの方がフラットでベター。右側は多少傾斜があります。
この移動地の裏情報;ここで初めて泊まり込み移動をされる方は、ひょっとしたら不気味で夜寝ることが出来ないかもしれません。
NTT構内の中継用のタワーの風切り音がヒューヒューすごいんです。他の中継所のタワーではあまりない現象です。私はもう慣れました。(笑)
もう一つ。このNTTの中継所の裏にはその昔レピーター創世期ころ、「裏レピーター」がありました。今はもうありません。
しかし、こんな所でどうやって電源を確保していたのかは謎です。まだ太陽光発電など一般的でなかった時代の事です。
 

 北もさえぎるものは直近にはありません。同じコーナーで紹介している鮫川村の移動地も直線では遠くありません。

 この地域最強の南西と言って良いでしょう。50MHzGWで愛知県の奥のほうまで強力に交信できます。(局がいれば)

 三鈷室山に入る里川集落にある案内板。ここから約4Km強。 標高883.8mは間違いと思われます。

 頂上に向かう三叉路。ここを左に入れば後は舗装道まっすぐで頂上。途中の林道枝線は無視してください。

 頂上に着きました。後ろはNTT中継施設のゲート。中には入れません。

 現地での写真。舗装の両側に合計4台分ほどの駐車スペースしかありません。

 現地の拡大地図です。

 少し引いた地図です。旧里美村には食料調達ポイントはありません。高萩ICまわりかR349・R118の旧里美村以南になります。

 現地から南西中心のCGビューです。

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