新潟県中魚沼郡津南町(JCG:08008B)  マウントパーク津南展望台
 
 
 
 新潟県中魚沼郡津南町は、新潟県山間部の長野県と県境を接する冬に雪深い地として、
 
知られる地です。
 
今回紹介させていただくこの「マウントパーク津南」も、冬季はスキー場として使用されている場所です。
 
 
 ここの展望台は、南を中心とした180度の展望が非常に開けた場所でして、
 
当局も何度か神奈川県の固定から津南町のV・UHF帯の移動運用を聞いた事がありますが、
 
おそらくここの運用からと想像します。 
 
河岸段丘向かいの越後山地までの距離が、V・UHFの山岳回折を使うには近いのが少々キズですが、
 
これは津南町の他の場所でも変わりません。
 
 
 
 現地には一段上がった展望台もありますが、ここは無線というよりは観光客向けでして、
 
実際の運用は写真にもある一段下がった駐車場スペースの方がいいでしょう。
 
しかし、そのスペースもいいところ普通車6〜7台程度のものですので、
 
混み合っている場合には、別の写真にもありますように、もう一段下がった所にあるスキー用リフト
 
の終点前の平たいスペースも使えそうです。
 
 
 
 アクセスは、新潟の小千谷市と長野の飯山市を経由して長野市に至る国道117号線を走れば、
 
マウントパーク津南入口の大きな看板が建っていますので、そこを入ります。
 
どんどん標高を上げて、スキー場のゲストハウスも過ぎ、池も通り過ぎてしばらくすると、
 
「展望台入口」の看板がありますので、そこを入ります。
 
現地までは全て舗装道でした。
 
 
 
 尚、現地津南町や、境界を接する長野県下水内郡栄村とその周辺は、
 
2011年3月11日に発生した東日本大震災に続く、3月12日の長野県北部大地震の被災地です。
 
(2011年8月現在) 今だに道路の亀裂箇所・法面崩落や通行止め箇所が多くあり、
 
走行の注意が必要なのは勿論ですが、あまり様子がわからない道は暫くは入らない方が
 
無難でしょう。
 
 
 私もこの移動地に入る前には、津南町役場の正面にある「観光案内所」に
 
最新道路状況を確認してから入りました。
 
 
 南~南東方面の鳥瞰図です。私はここからはHFしか運用した事がありませんが、50MHzでも関東方面はQSO可能と思われます。
苗場山・平標山ともその頂上から関東方面にダイレクトの眺望がききます。特に平標山はその先まっすぐで都心近くです。
ただ、距離的に運用地の方にずっと近いですから、望むような回折になるのかはわかりません。
 平標山からの360°可視マップと、この移動地と平標山直線図を合わせたものです。
ピンク色の部分が平標山から見渡せる地域です。
現地から平標山の直線の延長線上に都心方面があるのがおわかりいただけると思います。
50MHzのGWでは、平標山とその周辺の山を介しての一段山岳回折で関東方面との交信が望めそうです。
唯一の心配は、山が移動地側に近すぎる事です。
 北向きの拡大図。下の別の写真にもありますように、運用地より展望台の方が高いですから北方面は望めません。
また展望台は車では入れません。

 展望台からの眺望。もやっている時はこんなもんです。

 視界の開けた時はこの位見えるそうです。 看板の説明にもありますが、「日本一の河岸段丘」だそうです。

 後ろに見えるのが展望台。直下の駐車場の広さはこんなもんです。 左の階段とタワーは電波施設。

 「展望台入口」という看板が見えると思います。 混んでいる場合は、この一段下がった場所でも出来そうです。

 この地図では、展望台への最終アプローチの道は載っていません。

 このマウントパークへの入り口は、町の中心部から西側のJR越後田中駅近くの橋からです。R117に目印の看板があります。

 

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