今回の移動地情報は、神奈川県三浦半島の最高峰, 大楠山と大楠平のガイドです
最高峰と申しましても、元々高い山の無い三浦半島。
大楠山頂上で標高242m。山頂直下の大楠平で210m位です。
このポイントは大楠平までは車で入れます。
大楠山山頂へは大楠平から10分程度の徒歩です。
ロケーションとしては、大楠平でブロックされるのは山頂のある東方向だけですので、
車で大きな設備でも対応可能な大楠平の方が、私としてはお薦めです。
大楠山山頂は、ロケーションこそ開けていますが
現地にはベンチこそあるものの、運用に適した机等が無く、
またレストハウスこそありますが、その中で運用する訳にもいきませんので、
条件的には厳しいです。
(他の移動局からの情報で、最近は山頂広場ではアマチュア無線が禁止されているそうです。大楠平は大丈夫です。)
具体的な大楠平からのロケーションは、添付資料とビデオを参照ください。
関東一円は、山頂以外ブロックされるものはありません。
ただし、実際の駐車場からの眺望は立ち木などでききません。
西方面も直近は邪魔するものはありません。
名古屋までの直線ルートでは、間に南アルプスや木曽山系がかかりますが、
距離的にちょうど真ん中になりますので、
50MHzなどではちょうど良い山岳回折の伝搬となるでしょう。
横須賀市はアクティビティーの高いJCCで、決して「移動サービス」のメリットは
高くはありませんが、じっくり「飛び」を楽しむ手頃な移動地としては、
南関東のアマチュア局の方には十分満足いただける場所と思います。
尚、現地までのアクセスですが、山道に入ってからはダートでそこそこの凸凹があり、
雨の後などは、初めて通る方にはおそらく通過するには不気味に感じる位の大きな水たまりも出来ます。
ハイカーの方も含め皆さん普通車で上がってきますが、念のため車高の低い車は避けたほうがいいかも知れません。
この山道は入口から八合目くらいまでグーグルストリートビューが通っていますので、そちらでも路面を確認いただけます。
なぜ残りを通っていないのかわかりませんが、その残りもほぼ同じ路面状況です。
北側鳥瞰図。標高それほどでもない割りには抜群の眺望です。神奈川県内で車では入れて北が望める数少ない貴重な場所です。
大楠山山頂広場には車では入れません。この運用地からは山頂のある東側のみがさえぎられます。
西も問題有りません。あえて言うならば、アンテナ設営の位置と狙う方向によりドップラーレーダーの建物が邪魔をします。
大楠平から大楠山山頂方面を望んだ写真
大楠山山頂から大楠平を望んだ写真。
塔は気象用ドップラーレーダー、
その手前の駐車場から車で運用。
トイレ完備。
現地の拡大地図です。地図上は頂上まで道があるように見えますが、車では入れません。西側の大楠平の駐車場まで入って下さい。
大楠平への車でのアクセスは西から入る方がわかり易いです。「大楠山入口」の信号を東進。(ランドマーク・スーパー京急ストア)
更にすぐ左まっすぐに見える細い舗装道(途中からダート)に入って後は一本道です。7-11の前を通ったら行き過ぎです。戻って下さい。
北方面のCGビューです。