福島県福島市(JCC:0701) 磐梯吾妻スカイライン
磐梯吾妻スカイラインは、福島市の西の高湯温泉と
裏磐梯の土湯峠を結ぶ高原道路です。
道路上の最高標高は 1,600mを超え、吾妻連峰の東部を縦断しています。
いくつかの峰のあい間をすり抜けるように走るため、
むしろ最高標高近くではながめが悪く、
はずれた高湯温泉に近い方では、東を中心に 180°,
土湯峠に近い方では南を中心に 180°眺望が開けています。
今回はその土湯峠側のポイントを紹介させていただきます。
東北自動車道からですと、まず二本松I.C.か福島西I.C.から
R115の旧道で土湯峠を目指します。
峠の頂上付近で磐梯熱海スカイライン(有料)に入り、つづら折りの坂道を登ります。
→2013年無料開放されました。
運用できるポイントは、限られます。
最初のつづら折りの連続を登り切って馬の背になったあたりに
広い駐車場がありますが、ここではまだ標高がかせげていません。
地図上にマークを付けた、道路が真北に北上する手前の
最後のつづら折りの前後あたりがベストポイントです。
しかし、車が 3〜4台やっと止まれるようなスペースが 2〜3カ所あるだけで、
それもすぐ道路脇ですので、観光シーズンやコンテスト時には競争率が高いのと、
あまり大きなアンテナは上げない方がいいでしょう。
(私は幸い経験ありませんが、あまり派手に上げていると
おそらく有料道路の管理巡回車からクレームを付けられると思います)
そこが埋まっているようでしたら、覚悟を決めて下の駐車場でやるしか
ありません。
その後途中にいくつか新しい駐車スペースも設けられているようです。
とにかく、南方面の眺望は最高です。
マークしたポイントでも標高 1550m以上あり、南は崖になっている訳ですから。
50MHzでの経験ですと、小さなHB9CV程度のアンテナでも南関東の強い局とは
59-59で出来ています。
V・UHFの移動の醍醐味を十分楽しめるポイントと思います。
南向きの鳥瞰図。標高1,500mを超えこのロケならV・U小型アンテナでも飛びます。
一番標高の高い駐車スペースのある推奨運用地2箇所です。
その他にも推奨運用地から土湯峠までの間に大小の駐車スペースがありますが、その中で白の矢印の場所は比較的大きな駐車スペースがあります。
いただいた情報によりますと、2023年11月3日時点で「熊出没注意」の看板と共に工事車両置き場になって利用できない場所もあったとの事です。
現地の地図です。一番近いICは福島西ICになります。
南から南西方向のCGビューです。