静岡県伊豆の国市(JCC:1826) 伊豆スカイライン

 

 伊豆半島の山の稜線を、熱海峠から天城高原まで走る有料道路「伊豆スカイライン」に関しては、 

以前に田方郡函南町と熱海市にまたがる滝知山を紹介させていただいています。
 
本日は、伊豆の国市のポイントに関する情報です。
 


 伊豆の国市は 2005年4月1日に伊豆長岡町・韮山町・大仁町が合併して出来た新しい市です。

 
 伊豆スカイライン上は、玄岳の脇から亀石峠の南までの区間がかかりますが、

実際には隣接する熱海市・伊東市と市境が複雑に交差しています。
 

加えてこの区間にいくつか駐車スペースはあるものの、ほとんどが

東側に山をかかえ、西側にのみ開いている所ばかりで

この道路上の伊豆の国市で、南関東方面に開いている場所はごく限られてきます。
 


 私の選んだポイントは、14.7Kmポストの「鹿ヶ谷公園」の駐車場です。

ここも道路から外れた公園は熱海市に入るようですが、

国土地理院の地図を見てみても、道路関係敷地内までは伊豆の国市になるようです。
 


 また、添付ビデオ・写真・資料を見てみましてもわかりますように、

直接南関東方面には熱海市側の目の前の同じ高さくらいの尾根が邪魔をして
 
眺望がききません。
 

 しかし資料のように、そこを越してしまえば、もう都心方面まで障害物はありません。

 
 実際の運用でも、南関東方面は若干の地域によるムラは感じましたが

50MHzでは強力な信号で交信が出来ています。目の前の尾根の影響はほとんど感じませんでした。

しかし430MHzは、若干の影響を感じました。
 


 ビデオ中にもありますように、このポイントからは富士山も望めますので、

バンドによっては富士山反射を利用するのも手かも知れません。

 

 見ての通り、道路に隣接した駐車場ですので、

運用途中、何回か道路巡回車が通った時クレームがつかないか心配もしましたが、

この程度のアンテナでしたら全く問題はありませんでした。
 

現地でのビデオはこちらをクリック

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 西向けの鳥瞰。良く飛びます。
尚、下のCGでは道路の西側(左側)に伊豆の国市と熱海市の境界線があるように見えますが、国土地理院の地図で見てみると
少なくともこの区間では道路と道路関係敷地程度までは伊豆の国市側になっています。公園の敷地に入ると完全に熱海市のようです。

 富士山方向の鳥瞰。144・430などでは反射も使えそうです。

 東向け鳥瞰。南関東にはよく飛びます。

 

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