福島県相馬市(JCC:0711)/宮城県伊具郡丸森町(JCG:06001A) 手倉山
 
 
   
 
  この山へのアプローチは、丸森町側のみになります。

わかりやすいルートは、大内の集落から黒佐野川沿いの小さな渓谷の道を上り、

ほぼ登り終えて黒佐野川が細くなり景色が開けた所で、牧場と手倉山方面に左折する小径(ダート)

を入るルートです。この最後の左折ポイントには案内板などが無く気が付きにくいと思います。
★★最後の手倉山方面入口左折ポイントは、『 37°48'41.47"N 140°47'03.57"E 』です。
このかっこの中をそのままグーグルアース内の検索にコピペして場所を見ていてだくと同時に、
ストリートビューでその景色も確認してください。★★

 2020年初夏情報
→地元局の情報によると、その左折ポイントの先、登山道は昨年の台風の影響と思われる土砂の流れ込みにより
5月下旬現在未だに4WD車でも侵入不可能な道路状況だそうです。
頂上にはいくつかの業務無線中継局がありますので、いつかはそのメンテの為に道も再整備されるでしょうが
今のところは詳細不明です。
丸森町では中心部でも昨年の台風で大きな被害が出ていますので、山間部ではなおさらと思います。
この登山道入り口への一般のアクセス道も、通行可能ながらも状況は良くないとの事でした。
 2021年春情報
→地元局の情報によると、通行不能であった手倉山への最後のアクセス道は再整備され、
再び4WDでなくとも通行可能な状況になったそうです。
 
 そこを一気に登ると頂上に業務無線とNTTの中継所があり、

NTTの中継所の前が比較的広くなっていますが、上空で立ち木の枝と電線がじゃまをします。
 
もうひとつの業務用無線(桜田門系)は、前は広い上に木の枝や電線のじゃまが無い代わりに
 
監視カメラが何台か設置してある上に、金網に電流線まで仕込んであるので、近寄らない方がいいでしょう。

三角点は道路より少し高いヤブの中です。


 道路は最後の登りのダートで多少の段差がありますが、

普通車で十分走行可能です。


 仙台方面には障害物はなく、特にVHF/UHFでは強力な信号でで交信可能です。

関東方面は阿武隈山系の山岳回折になりますが、

50MHzの事例では、添付写真程度の設備で交信可能です。


 この場所は観光地ではありませんので、人はほとんど入ってきませんが、

春先は山菜採りの人が時々入ってきます。
 
現地でのビデオはこちらをクリック 
 
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 手倉山から北向き鳥瞰図。 仙台平野まですぐです。430MHzFMでも強いです。
国土地理院の地図によると、相馬市と丸森町の境界は山頂からNTT中継所の前を通っているようです。
西側の業務無線用中継所は相馬市側になるようです。
 
 手倉山から南向き鳥瞰図。関東は八溝山と那須連峰の南です。手前の阿武隈山系が似たような標高ですので、50MHzでの関東はQSBが多いです。
また下の写真のNTT中継所ゲートの前からですと、南西には手倉山のピークがきわどくブロックします。南南西は大丈夫のようですが、微妙です。
西側の業務用無線中継所の前ではその問題ありませんが、あまりお勧めできるポイントではありません。詳しくはビデオをご覧ください。
                                                          
 写真左のゲートがNTT中継所・後ろの建物は福島県の行政無線・三角点は写真の右側ヤブの中。 
 現地の拡大地図です。上の写真のNTT中継所前から写真右手の三角点に向かって県境がのびているようです。
 最寄りの高速ICは常磐道の相馬ICになります。そこから市街地を通って黒木集落から山側に入ります。
最近は道が良くなり、黒木集落の中からではなく手前の黒木郵便局から道なりで山側に入っていけるようです。
常磐自動車道をくぐり、峠道に入って県境を越せばもう間違いはありません。 食料調達は相馬市街で済ませてください。
 現地から南西方面のCGビューです。
 現地から都心までの直線図です。50MHzのグランドウェーブで十分南関東とも交信可能ですが、期待するほどは強くありません
だらだらとした山が続くのと、山岳回折のキーとしたいルートに近い高峰(日山・蓬田山・八溝山・筑波山など)から少しづつずれており、
うまく回折に乗り切れていないのかなと想像しています。
 現地から都心までの断面図です
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