喜多方市側からのアプローチだと、旧熱塩加納村の五枚沢林道を登ります。
五枚沢の集落を過ぎるとダートになりますが、道は総じてフラットで、
普通車でも普通の車高の車なら走行可能です。
ただ、法面がもろく落石・崖崩れが多いので注意してください。
一旦大きな崩落が起きて道がふさがっても、重要林道ではないようで、
再開通まで長い時間を要する事が多いようです。
飯豊町側からだと葡萄沢林道を登ります。
こちらは五枚沢林道より多少道が悪く、4WDでの走行が望ましいです。
(地元のなれた人は平気で軽トラで入ってくるが)
赤崩山脇の峠が県境になっており、道幅が多少広くなっています。
下の写真のように、そこの脇で運用するといいでしょう。
2016年8月時点でのこの林道のの路面状況と峠の様子のビデオ。You Tubeより。
飯豊町側 葡萄沢林道 (スタート~運用地の峠)
喜多方市側 五枚沢林道 (運用地の峠~林道の終点)
このビデオではスタートの葡萄沢側からは普通に入れるのに、
なぜか終点の五枚沢出口側にはロープがかかっています。
この時点で何だかの規制があったのか否かはわかりません。
峠のロケーションは、南を中心とした90°が開けています。
南関東方面には、断面図にあるように途中の那須連山・奥日光連山が邪魔をしますが、
50MHzの運用例では山岳回折特有のQSBを伴うものの、
ある程度の設備での運用であれば、グラウンドウェーブで楽にQSOできます。
尚、この飯豊山系はクマも多くいますので、それなりの注意はしてください。
当局は、いつもクマのいるおそれのある地域に移動する時は、
爆竹を必ず持参しています。
現地の上空写真。写真の林道峠右側にアンテナ設営可能なスペースがあります。
実際の現地での写真。ステーを張る方向が難しい。
峠から会津盆地方面の写真ですが、もやって何も見えません。(汗)
喜多方側五枚沢集落の奥の林道スタート地点。だいたいこの程度のダートが運用地まで続きます。
現地から少し引いた地図です。米沢からも喜多方からも少し距離があります。
現地の拡大地図です。
峠から南中心のCGビューです。
峠から北中心のCGビューです。
峠すぐ脇の赤崩山から、栃木県北部の高原山の釈迦ヶ岳までは可視です。その一直線南側に関東平野が広がります。