千葉県旭市(JCC:1215) 蛇園トンネル台
千葉県旭市は千葉県最東部の銚子市の隣の太平洋側にある市です。
東日本大震災の時には、この旭市内飯岡地区に津波が押し寄せ大きな被害が出ている場所です。
その飯岡地区を見下ろす刑部岬が高台(標高約60m)でロケが良いのですが、
ここは観光地であり、そこでの運用は避けた方がいいでしょう。
今回紹介させていただくのは、海岸から約4Km弱内陸のJR総武本線蛇園トンネルの真上にある高台の崖の上の場所です。
崖のすぐ下と現地では、およそ40mの標高差があります。
「蛇園トンネル台」と銘打っていますが、とくに展望台として整備された場所ではなく、畑の中のダートがほんの少しだけ広くなった一角にすぎません。
ところがこの高台の崖っぷちのトンネルの真上だけが、開けている方向の立ち木が伐採されており、なかなかの眺望が広がっています。
その方向に夕日が沈んだり、季節によって富士山が望めたりしますので、カメラマンも集まる場所になっています。
おそらくこのポイントはこの周りの畑の所有者の方の管理と思いますが、このような眺望が故にご厚意で黙認されているだけと思いますので
ここでは節度ある設営にとどめて、あまり派手な店開きは避けた方がいいかも知れません。
私はここではHF HBまでしか運用していないのですが、それでも東京方面はGWで強力に交信できています。
ちょうど崖が落ちている方向が都心や西日本方面ですので、50MHzのGWも間違いなく伸びる事でしょう。
少し離れた道路上から現地。なぜかトンネルの真上の部分だけ木が伐採されて視界が開けています。人影はカメラマンの方です。
現地から総武本線・旭市中心部方面。都心や西日本もほぼこの方向です。
現地の上空からの拡大写真。本当の畑の中の道です。車は2台もとまればいっぱいです。
現地の地図。本当にトンネルの真上で、飯岡駅と倉橋駅の真ん中です。
西方面の鳥瞰図。遠くまで邪魔するものはありません。
現地からのCGビュー。確かにこれでしたらGWは伸びそうです。
現地から都心の直線図。間にはちょっとした丘陵があるだけです。
現地-都心の断面図。
現地-名古屋の直線図。
現地-名古屋の断面図。山岳回折にもちょうどよい配列かも知れません。
おまけです。現地すぐ近くの上空です。成田も近いのでありえる光景ですが、定期的に更新されるので期間限定の画像でしょうか。