しかし、すぐ周りにはここより高い山が無いこともあり、頂上は優れた眺望を有しています。
読み方は「しほうざん」、ただ、「よもやま」という読み方もされるようです。
この山は角田市・亘理郡亘理町・亘理郡山元町と境界を接しており、
今回その亘理町・角田市側から運用して来ましたので、紹介させていただきます。
まず有名な泉である「長寿の泉」を目指します。泉の水は最近は水質がよくないのか
「飲むことは出来ません」との掲示がありました。
長寿の泉までは舗装道です。それ以降ダートになりますが、普通車でも通行可能なくらいのダートです。
ほどなく頂上近くの四阿とトイレのある広場に着きます。
ここは東日本大震災以前は、四阿以外にも子供向けの遊具が結構立ち並び、、
立木の枝の張り出しも有り、意外とアンテナの設営可能な場所が限られたのですが、
今はなぜか遊具類は全てなくなり広々としています。
そちら側から運用するといいでしょう、
ただ、現地には具体的に境界の場所を示すものは何も見当たりません。
国土地理院の地図で見ると、下のグーグルアースのコピーより実際の境界は
広場側を通っているようです。
この亘理町・角田市側の広場は、四方山のピークの真北にあたります。
したがって、真南は山のピークにさえぎられ電波は飛びにくいはずです。
南西方向までずれれば問題ありません。
50MHzの運用の事例では、グランドウェーブで南関東の強い局なら
CWで599-599の交信が出来ました。
この四方山には、頂上に展望台があります。
しかし、そこに行くには車止めがあり、階段もありますから
そこからの運用を希望する場合には担ぎ上げになります。
加えて、週末には観光客もそこそこ来ますので、
展望台には直接アンテナの設置をするのはやめた方がいいでしょう。
尚、四方山には南側の山元町からも運用出来るポイントがあります。
そちらは終点まで舗装道でして、その分そちらの方が観光客も多くなります。
また終点が亘理町側の広場のようには広くなく、加えて電信柱と電線もありますので、
南側のロケの問題を除けば、無線環境は亘理町側の方がベターです。
亘理町側の広場と、山元町側の終点の間にも道路が有りますが、
車止めが有り、車での行き来は出来ません。ただし徒歩なら可能です。
場所を移りたい場合は、一度街中まで降りて大回りして行かなくてはなりません。
現地広場での東向き写真。ビームは南西向きです。