田村郡三春町は、桜の東の横綱と称される「滝桜」で有名な福島県中通り中部の町です。
町には際だった高い山は無く、特にVHF以上の運用には出来るだけ小高く、
どれだけターゲットとする方向にロケーションが開いている場所を選ぶかがキーになると思います。
その中で当局が選んだのは、福島県浜通りと新潟を横に繋ぐ「磐越自動車道」の側道です。
場所的には、三春パーキングエリアのすぐ西側です。
もともと現地では、周りと比べて磐越道自体も少々高い所を通っており、
その側道はさらにその上の崖沿いに走っています。
しかもその側道は袋小路になっており、何か特別な目的を持った人か間違って入ってきた人以外は
まず誰も来ません。
崖の為に主に北から東はブロックされますが、当局の50MHz SSBの運用ではJA3のスケジュール局と
グランドウェーブで交信に成功しています。
尚、ここで運用の場合は、くれぐれも側道の自動車道側での設営は避けて崖側での設営をお願いします。
自動車道をパトロールする高速道路会社の巡回車に大きなアンテナが見つかると、
わざわざ上がって来て撤去を要求される可能性が有り得ます。(昔、常磐道で経験あり。Hi)
現地での写真。この袋小路の一番奥に設営すれば真北も望めます。写真の50MHzのビーム方向はJA3方面。
現地の拡大地図です。
少し引いた地図です。食料調達は三春町中心部で十分可能です。
現地から南西方向中心のCGビューです。